2011年11月22日から12月8日まえ、イタリア文化会館エキジビションホールで、「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム」展が行われています。これはウフィツィ美術館の作品を高画質・高精細でデジタル化し、実物大で展示するというものです。また画面に触ってiPhoneのように自由に拡大してみるという展示もあります。
主催は、イタリア大使館、イタリア文化会館、イタリア文化財・文化活動省、フィレンツェ美術館特別監督局、フィレンツェ大学MICC、伊日財団です。
技術的には日立も協力しているようです。
実物大になった作品は、ボッティチェリの《プリマヴェーラ》《ヴィーナスの誕生》、レオナルド・ダ・ヴィンチの《受胎告知》、ラファエロの《ヒワの聖母》、ミケランジェロの《ドント・ドーニ》、ティッチアーノの《ウルビーノのヴィーナス》、カラバッジョの《バッカス》などの名画です。
確かに高精度で、画集で見るのとは次元が違っています。《プリマヴェーラ》の右側のゼフィロスの所にある木に光が当たっている所は、金色の斜め線で表現されていたんだとか、良くわかります。
でも本物に近くなればなるだけ、本物ではないんだと言う思いが強くなるのは、しかたがないですね。見終わっての感想はフィレンツェに行かなくっちゃというものでした。
これはイタリアの皆さんの思うつぼかな。
左の写真は、九段にあるイタリア文化会館です。
正面の色が派手なので景観上の問題があるのではないかと話題になった事がありましたね。
0 件のコメント:
コメントを投稿