新宿小田急百貨店10Fアートサロンで、12月7日から12月13日まで「斎藤清展」が行われています。斎藤清さんは、1907年生まれ1997年没の、木版画家です。
特に今回展示されていた作品は、こういう風景が日本にはあったんだろうなと思わせる、古い農家があったり、柿の実がなっていたり、家が雪で覆われているような作品です。
私が面白いと思ったのは、たくさん展示されていた懐かしさを強調したような作品ではなく、熟れた柿の実が画面いっぱいに広がっている作品や、屋根の上の重くのしかかった雪の下にお店の暖簾がのぞいているような、構図の面白い作品でした。
百貨店の展示で、作品には値札が付いていたので、ついつい、こういうどこかで見た日本みないな絵は売れるんだろうな、などと思いながら会場を出てきました。
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