2011年12月9日金曜日

大阪市立近代美術館

大阪市長に当選した橋下徹さんが、大阪市立近代美術館設立を白紙に戻すといっているというニュースが流れました。これに関して少し調べてみました。


  • 1983年に大阪市制100周年の一環として近代美術館が構想され、翌1984年に近代美術館構想委員会が発足。
  • その後紆余曲折があるも現在にいたるまで未完成。
  • すでに153億円の美術品を購入し、4千4百点を超える作品を持っている。
  • 建築予定地は中之島の国立国際美術館の近く。
  • すでにコレクションされている作品の一端。
    • 佐伯祐三の《郵便配達夫》
    • モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》
    • マリー・ローランサン《プリンセス達》
    • など
いったいこれは何だったんでしょうか。
バブル崩壊など経済の混乱、また政治の混乱のなかで、どうしようもなくなっているようですが、大変残念な事です。少なくとも作品が死蔵されてしまうことだけは避けて欲しいものです。

どんな偶然なのか、国立国際近代美術館では今年2011年10月4日から12月11まで、大阪近代美術館建設準備室が持っている作品を含めて『中之島コレクションズ 大阪市立近代美術館&国立国際美術館』を開催しています。




0 件のコメント:

コメントを投稿