2012年1月10日火曜日

それぞれの時代のカラー・パレット

先週末に本屋さんをぶらぶらしていると、普段は近づかなデザインの書棚にふっと気になる本がありました。それは、パントン社から出版されている『アート・ファッション・インテリアの流行が彩る 10世紀の配色』です。
こういうのに目が止まるのが、オンライン・ブックストアではない、リアル本屋さんの魅力ですね。

内容は、20世紀を10年毎に区切り、それぞれの時代の、商品、ポスター、アート、ファッションなどの代表的な図版を選び、そこで使われている色彩をカラー・パレットのかたちで示すことにより、その時代の色を探そうというのもです。

それぞれの10年間に、7から9のカラー・パレットがあります。
例えば、1900年代は、「エドワード朝」「アーツ・アンド・クラフツ運動」「ジュエル・ストーン」「玉虫色の輝き」「女性の躍進」「ポワレの革命」「野獣派」の7種類のカラー・パレットが紹介されています

1900年代の、野獣派のカラー・パレットの中身は次のようになっています。

  • Jaffa Orange
  • Fusion Coral
  • Pink Lavender
  • Confetti
  • Strong Blue
  • Pompeian Red
  • Fluorite Green
  • Sycamore
1920年代の、バウハウスのカラー・パレットはこうです。
  • Moonless Night
  • Violet Storm
  • Lavender
  • Delft
  • Oxblood Red
  • Burnt Ochre
  • York Yellow
  • Sunflower
このブログでは色を紹介できないのが残念。

とうぶんこれで楽しめそうです。

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