サントリー美術館で2012年1月28日から4月1日まで「悠久の光彩 東洋陶磁の美」展が開催されています。
今回の展示品は大阪市立陶磁美術館の所蔵の名品です。これは元をたどれば安宅産業の安宅英一が収集した安宅コレクションで、安宅産業が1977年に破綻し消滅した後、色々あって最終的に住友グループが大阪市に寄贈したものです。
今回の展覧会は、大阪市立東洋陶磁美術館が2011年12月26日から2012年4月6日の間、設備工事のために休館になるので、その間に主要な所蔵品を東京で見てもらおうというものです。中国陶磁が67点、韓国陶磁が66点、展示されています。その中には国宝の、《飛青磁花生》と《油滴天目茶碗》も含まれています。
私が良いと思ったのは、龍泉窯の《飛青磁花生》、定窯の《白磁銹花 牡丹唐草文瓶》、鈞窯の《月白釉碗》など中国宋時代の作品でした。何回も見たいなと思わせるものがあります。
陶磁器は私の得意分野ではないので、まずは、大阪市立東洋陶磁美術館ウェブサイトの「陶磁入門」で勉強してみようと思っています。
http://www.moco.or.jp/intro/guide.html
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