2013年4月13日から6月16日まで、横浜美術館で「熱々東南アジアの現代美術」が開催されています。
横浜美術館が主催、シンガポール美術館が共催の形で、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジアの8ヶ国から25人の作家の作品が出展されています。
この展覧会から感じるのは、東南アジアの現代作家の社会への問題意識です。国境、民族、都市化、グローバル化、独立に関わる痛み、地域社会の閉塞感などの課題を形にして見えるようにしたい、そんな意図を強く感じます。
ここに載せた写真は、シンガポールのリー・ウェンの《世界標準社会(World Class Society)》という作品の一部になっているアンケートに解答した結果入手した「World Class Society」バッチです。
日本でも、会田誠や、Chim↑Pomなど、社会に対する関心をテーマにするアーチストが注目を浴びるようになっているように思いますが、それらとも通底するものがあるように感じます。
とにかく、勢いを感じます。横浜ですが、機会があれば見に行かれたらどうでしょうか。
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