会田誠展にまた行ってきました。今回は解説していただける方もいて、グループで見に行ってみようというのりです。美術手帳の1月号の特集記事も読んで、新たな発見もあるかな?
新たな発見は、BTという文字がかかれたデッサンを巨大化した作品は、美術メディアや美術教育に対するアイロニカルな表現であることとか、戦争がリターンズは焼酎のケースの上に古い襖を使って表現されていることなど、多々ありました。トリビア的な発見では、《灰色の山》のなかにはウォーリーを探せのウォーリーがいるとか・・・・。
今回改めて、会田誠の作品には、意味がたくさん溢れている。そしてその意味を文字ではあらわせない造形表現として表しているところに、すごさがあると感じさせられました。さらに付け加えるなら、その意味は現代の日本という背景の中で意味を持つものが多く、グローバルであったりユニバーサルであったりする価値観とは離れたところで成立しているということも、面白く感じました。そこが、日本の我々には、ざわざわ感、むずむず感、快と不快の間の違和感になり、迫ってきます。
会田誠展は3月いっぱい開催されています。
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