明の末期から清の始めにかけて、社会は大きく変化している中で、個性的な画家が活躍していました。今回展示されているのはそのような画家たちの作品です。
- 八大山人《安晩帖》
- 石濤《廬山観瀑図》
- 石濤《黄山図巻》
- 漸江《江山無尽図巻》
石濤の作品を見たことはなかったのですが、観ているとじわじわと良くなってきました。ゆっくり観たい作品です。
安晩帖は三日毎に一枚づつ展示替えが行われていて、私が今回見たのは「菊鶉図」でした。《叭々鳥図》を見たかったのですが、すでに終わってしまっていました。
明・清以外にも、国宝になっている南宋時代の伝閻次平《秋野牧牛図》の展示もあって、たいへん満足しました。
会期中に今回の入場券を持って行くと、次は半額とのことなので、もう一度行ってみたいと思っています。
「中国絵画 住友コレクションの白眉」展は泉屋博古館分館で、2012年10月13日から12月16日までの開催です。
0 件のコメント:
コメントを投稿