Part1が2012/4/14-6/24に「東洋絵画の精華 ― 名品でたどる美の軌跡 ―」、Part2が2012/9/22-11/25に「岩﨑彌之助のまなざし ― 古典籍と明治の美術 ―」、Part3が2013/1/22-3/24に「曜変・油滴天目 ― 茶道具名品展 ―」となっています。
Part1はさらに前半と後半に分かれて、前期が「珠玉の日本絵画コレクション 4/14-5/20」、後期が「至高の中国絵画コレクション 5/23-6/24」です。
「至高の中国絵画コレクション」に行ってみました。静嘉堂文庫美術館はちょっと交通が不便で、東急田園都市線の二子玉川からバスで10分くらいになります。バスは1時間に3本程度なので美術館のWEBで事前に時間を確認して行くと良いかもしれません。
今回の目玉は、何と言っても、日本の絵画に大きな影響を与えた、南宋/元の絵画でした。
いつも名前が出てくる、牧谿、夏珪、馬遠関連が「伝」も含めてですが揃っています。
- 伝馬遠、《風雨山水図》、南宋・13世紀
- 牧谿、《羅漢図》、南宋・13世紀
- 伝夏珪、《山水図》、南宋-元・13-14世紀
- 因陀羅 楚石梵埼題、《禅機図断簡 智常禅師図》、元・14世紀
- 虎巌浄伏題、《寒山図》、元・13-14世紀
入場券は、「受け継がれる東洋の至宝」シリーズの展覧会の次回割引券も兼ねていますので、また行ってみる事にしましょう。