2014年3月16日日曜日

相国寺承天閣美術館 円山応挙展

京都でちょっとイベントがあり泊りがけで行ってきました。二日目には時間が空いたので、相国寺承天閣美術館で開催されている「円山応挙展」へ。

今回珍しいところでは、応挙本邦初公開の相国寺開山堂襖絵、与謝蕪村の慈照寺方丈襖絵などがありました。応挙作品は、定番の《牡丹孔雀図》、《朝顔狗子図》などを含めて20点以上展示されています。さらに応挙が研究に使ったような明朝の絵画が展示されたり、弟子の長沢蘆雪、原在中の作品もあり楽しめます。

この展示を見て、改めて、写生と言いながら単純な写実で無い、応挙の表現の多様性に感心しました。開館三十周年記念「円山応挙展」は2014年3月23日までです。

今回の京都でのイベントは、いい年をしての大学(京都造形芸術大学)の通信教育部卒業式だったので、まだ桜は咲いていませんが、春の気分での美術館巡りでした。

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