2013年7月13日土曜日

浮世絵 珠玉の斎藤コレクション 三菱一号館美術館

斎藤文夫(1928年7月11日 - )氏が収集し、川崎・砂子の里資料館 に収蔵している浮世絵作品を、三菱一号館美術館で3期に分けて展示する企画となっています。

第1期は2013年6月22日から7月15日。浮世絵の黄金期
第2期は7月17日から8月11日。北斎・広重の登場
第3期は8月13日から9月8日。うつりゆく江戸から東京

第1期で興味深かったのは

  • 浮世絵の祖といわれる菱川師宣(?ー1694)の、墨摺絵の韃靼人を描いた《韃靼人狩猟図 狸・鳥》
  • 錦絵の創始者といわれる鈴木春信(1725?ー1770)の《風流やつし七小町》は小野小町を当世風に「やつし」描かれたもの。この全作品7つがそろっているのは斎藤コレクションしか無いということです
  • 鳥居清長(1752ー1815)が四代目鳥居家を継ぐ前の、背の高い女性を描いた《女湯》
  • 喜多川歌麿(?ー1806)の《恵比須講》《青楼十二時》
第2期、3期も期待しましょう。

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