今回の展覧会は、様式別や作者別ではなく、1章「自画像」、2章「肖像画」、3章「ヌード」、4章「モデル」、5章「レジャー」、6章「物語」、7章「山」、9章「川」、10章「静物」、11章「現代美術」、という構成です。
そういうわけで、日本の作品も海外の作品も一つの部屋の中で隣同士で展示されています。雪舟、クールベ、セザンヌ、岡鹿之助が「山」という括りで同じ部屋に展示されているので、びっくりします。
ブリジストン美術館の収蔵品は見たことがあるものが多いのですが、今回は見て面白かったのは(良い絵だという観点ではなく、たまたま気になったという観点です)
- マネ、《自画像》、1878−79、マネにかかると自画像もこうなる。
- 中村彝、《自画像》、1909、暗いな。
- 関根正二、《子供》、1919、技術的には?だとは思うのですが、なぜか惹きつけられます。
- マチス、《画質の裸婦》、1899,最近マネの色彩に関して話を聞いたので、改めて色使いを確認。
- 浅井忠、《グレーの洗濯場》、1901,浅井忠は随分年をとってからフランスに行ったんだなと気づきました。
- ポロック、《Number2》、1951、東京近代美術館のポロック展で、ポロック全盛期後に興味があったので。
雪舟の、石橋美術館蔵《四季山水図》は、《山水長巻》を見た後だったので、うーん。
青木繁は、ブリジストン美術館での「青木繁」展でも見ているのですが、どうも好きになれない。
「ブリヂストン美術館開館60周年記念 あなたに見せたい絵があります」展は、2012年6月24日までです。
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